狼は眠らない

書籍の4巻が発売に。3巻の巻末を見返すと夏発売と書いていたのに音沙汰がなかったのでどうしたものかと思っていた。これまで書き下ろしの大部分を占めていたユフにWEBでは到達してしまったのでここから新情報出てくることもないのかなと思ったら、今回は行方不明だったボウドが出てくるらしい。メロンブックスでノベル祭りやっているのでそのポイントの足しにするか、TSUTAYA鬼滅の刃キャンペーンの購入金額の足しにするか迷ったものの、この情報を知り、メロンブックス閉店時間に間に合わなかったのもあり、当日中に欲しいからとTSUTAYAへゴー。近場の店舗では置いてないようなので、少し遠出。おかげで鬼滅の当たりが出て手拭いもらえた。
これまでゾルタンが登場する場面や王城へ行ったときにボウドが出てくるのかと思ったけど、ついに本人登場。ただし、これでもう、ボウド出てくるの!?出てこないの!?やっぱり違ったー!の上げ下げが味わえなくなってしまった。まあ終わりに近づいているらしいし、ここで消息が明らかになることで再会への期待が高まった。とりあえず間話から読みつつ、次巻はいつかなと巻末を開いてみてると予告なし。ついでに後書きを読むといつものように旅行記。適当に読み飛ばしていたら、ラストの二行で終了宣言。マジかよ…。BOOK☆WALKERのレーベル別では一位とか書いててそこそこ売れてるのかなと思ったのに、今回の売れ行き次第ではなく、既に決まっていたと。
こうなるとコミカライズもどうなるんだろうか。ヤングエースのランキング?も上位の方だし、来月3巻出るようだけど、まだ途中もいいところ。ただ薬師来訪あたりは絵面も地味だからなあ。画風の雰囲気もピッタリでいいコミカライズの部類だと思うけど、書籍版打ち切られた作品に漫画家を縛り付けていてもここからコミカライズだけ伸びることってそうそうないから、別の作品でチャレンジするのも正しい判断だとは思うんだよなあ。終わってほしくないけど。
原作もこのまま続くのだろうか。なろうを読み始めて2年くらい経ち、こうなると作者のモチベーションが保てなくなったり、次の作品へ目を向け筆もそちらを優先したり、普通にエタることも考えられるだけにそうならないことを願うばかり。同じ作者の辺境の老騎士もしばらく刊行が止まってから続きが出て完結したようだけど、この作品もそうならないものだろうか。あちらは挿絵の方がお亡くなりになった影響もあるのかもしれないが。
コミカライズから入っただけに書籍版のエダの容姿が分からず、あれこれ飛ばしていると聞き齧った3巻の表紙を見てエダをユリウスと間違えた、なんてこともあったけど、ついにユリウスが出ることなく終わってしまったのか…。嗚呼、残念。