本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

なんとか年内に読み終えた。
アニメは否定的に入ったし、今でも性格悪くて酷いなと思っているけど、あらすじに書いてあるからそこばかりついても仕方がない。
2期があると聞き、原作は完結もしていると聞いたので、最近エタっているのばかり読んでいたからたまには完結まで読みたい、もしくはつまらなかったらアニメの視聴やめようと思っていた。
なかなかの長編で話数的にアニメ化するなら10クールくらいあるんじゃないかな。2期は領主の養女になるところまでかなと思うけど、家族との別れは辛いシーンであまり救いがないように思うので、そこで切るのもどうなんだろう?活版印刷を始めるまでが見どころで、貴族院に行ってからはこれまでとは読み味が変わってしまったので少しどうかなと思う部分がある。現代知識で成り上がりがチート級魔力で無双になってしまった。結局、フェルディナンドもチート級の力の持ち主でなんであんな神殿にいたんだ…というご都合主義全開だけど、魔力差があるといけない設定でマインに対抗させるには仕方ないか。
文章は誤字脱字がぽろぽろあるのはやはり気になるのと、心の声では呼称は様付けなのに地の文では呼び捨てなのが気になる。だんだん偉くなっているので気にならなくなってきたけど、世話になっているベンノやオットーを呼び捨てなのが苛ついた。閑話で他の者が主役のときは地の文は敬称付きなのもあったしなあ。あと中央の騎士団長がなぜ裏切っていたのかとか、ゲオルギーネがあまり表に出てこなかったので裏が気になった。