なろうの最終兵器と呼ばれてるんだかそれは他の作品だったかいくつもあるんだったか、よく知らないけど人気作なのは間違いない。完結済みなのでいつかは読もうと思っていたのをようやく手を出した。
コミカライズは画力が高くて良いけど、エリスが旅立ち2年が経過して学校に行くというよく分からない展開でダレたように感じた。この後どうするんだろうと思ったら、まさか学校を拠点に特別生全員と関わりを持ちながら進むとは思いもよらなかった。ザノバとか最初はネタキャラかって感じだったし…。あれで魔王と対峙できるっていまだに想像し難い。
パウロが亡くなるのは予想外だったし、ゼニスも結局治らないままで終わるのも割と衝撃的で、未来からルーデウスがやってきたり、サイレントの正体やオルステッドの配下になるのとか驚きの展開が続いてなかなか楽しめた。コミカライズが完結するには40巻ぐらいかかりそうだから早いとこ読んでしまって良かったと思う。あと10年後にも追いかけている自信もない。
本編はルディの視点でしか語られていないため、ヒトガミとオルステッドの因縁や対決、ラプラスとやらとの対決の結末や、オルステッドとペルギウスがどうなったか、ナナホシの帰還など投げっぱなしのところも多くてモヤモヤする気もあるんだけど、まだ未読の番外編で語られるんだろうか。
腕を斬り落とされて謎の魔力的なもので義手として代用するってのは呼び出された殺戮者でも見たなと思ったけど、割と時期が近いんだなあ。まあありがちな展開だし、こっちはオルステッドに治してもらっていたけど。
こちらではシルフィが記憶喪失になっていなかったけど、これは書籍版での変更なのかコミカライズオリジナルなのかどっちなんだろ。その後にはろくに影響ないが。
あと何話くらいというのを見ながら読んでいるのでギースとの戦いが最終章だというのは分かっていながら読んだけど、それでもここで終わりなの?と訝しみながら読み進めた。一話がかなり長いのでしっかり話しが進んでいるけど、それでもリアルタイムで追っていたら拍子抜けしたかも。
なんにせよアニメ化も決まっているので楽しみだけど、これを最後までやるには何クール必要なんだろうか。完結済みのものを完走することなく1クールだけアニメ化とかはやめてほしいなあ。