英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~

コミックファイアでコミカライズされてるの読んだら良さげだったので読んでみた。外出控えてたので二日で一気に。
半神半人の神騎士となり一国の王となった主人公が大往生の間際に女神に武を極めるために生まれ変わりたいと願い、転生すると女の子になっていた。というどこぞで何回も読んでいるヤツ。転生前の国も残っておらず何年経っているかも分からないが、当時の技法は失われたり劣化したようなのが台頭して一見すると才能なしと判定されるも実は最強クラスです。というこれまたここまでがテンプレになってるのかなというベタベタな設定。前世では周りの期待に応えていたら国王にまでなってしまい武の研鑽を積む時間がなかったから今度は正義とか関係なしにとにかく強いヤツと闘いたいだけだから、滅んだと思われる国のことは割とどうでもいいというドライな感じはなかなか酷いなと思う。神の気配だかも感じられないらしいから、別の世界の可能性もあるのかもしれないけど、だからと言ってどうなるんだろう。
正体不明の黒仮面は主人公と同じ前世で用いられていた技を使えるので色んな謎を解く鍵となる人物っぽいけど、話しの展開のさせ方によっては蜘蛛ですがの黒っぽい立ち位置になりかねないかもと思ったり。まあ無難に天上人なのかな。
もう最強クラスでこの先もあまり面白くなりそうにないかもしれない。せっかく学校に入ったのにろくに授業を受けるシーンを書かずに国内最強の騎士団と行動するか食事か風呂かで代わり映えしない。
あと誤字脱字がそこそこ目につく。早いと速いを混同してたり、課程をずっと過程と間違えていたり。誤字報告受ければいいのに。