THE FIRST SLAM DUNK

あんま直接的なこと書いちゃダメなのかな。
漏れ伝わってくる話は眉唾と思っていたけど、大体正しかった。ピアスは当時読んだ覚えがあるけど、半分以上忘れてた。読者としてはあくまでおまけ、外伝、なんなら正史に組み込まれるのか怪しいとさえ思ってた。でも作者からすればあそこが最後のスラムダンクで、劇場版のストーリーを構築していく上でそこを含めて考えていったのかな。ピアスを基点とするならああなるのかな。なるほどと感心しながら見始めた。
映像は予告編では色の塗り方が気持ち悪いなと思ったけど慣れた。汗かかないのもおかしいと思ってたけど薄らかいてた。集中線がないのがアニメとして違和感があったけど、そういうのを目指していたのだなと納得した最後に持ち出してきたのには肩透かしかな。あそこだけ特別感出したかったのも分からないではないけど、だったら最初からあっても良かったんじゃないのとも。「左手は〜」のセリフが言ったか口だけ動かしたか微妙なとこだけど最後の上がるシーンなのに劇場版のなかでは掘り下げがないから今ひとつだったな。最初のアリウープ成功して花道とリョータが「オレたちって…天才?」というシーンも序盤でギャグ入れるのはというかリョータにはシリアスしかやらせない縛りのせいかでカットされてしまったのが残念。魚住はまあ仕方ない。
読み返したりして展開頭に入れなかったので新鮮に楽しめた部分もあって面白かった。