美少女ギャルの罰ゲーム告白見抜いて許したら絡まれるようになった件

何で見つけたんだか、なろうで掲載していたものを同人誌として文庫で出すというのが目新しいなと思ってチェックしていた。書籍化の声がかからなかったのかとかは知らんけど、こういうのが流行ればいいのにと少し思っていたので実行力含めて感心。表紙イラストも雰囲気出ていて、下手な文庫よりも上手いくらい。

 ある日の放課後、雨音壮太(あまねそうた)は屋上に呼び出された。そこで待っていたのはクラスの美少女ギャル廣瀬芽衣(ひろせめい)。彼女は雨音に告白するが今までほとんど接点の無かったので、雨音は罰ゲームと見抜く。

 しかし次の月曜日、雨音が登校すると、ほとんど関わってこなかったはずの廣瀬が今までからは想像できないほど積極的に絡んでくる。

「あれ? 罰ゲーム見抜いてそれで終わりじゃないの?」

罰ゲームってのは気になる相手に告白するという内容の、まあ展開読めるというかどっかに書いてたかもしれないってくらいベタでその後の展開も取り立てて大事件もなく、悪くはないけど先が見えているというか。ずっと遊んで勉強して遊んでいるだけ。
自称陰キャだけど残念イケメンの親友ポジで料理上手で成績優秀、可愛い妹がいるという僕の考えた理想的な主人公像設定があまり刺さらなかったかもしれない。欠点に乏しいんだよなあ。
続編で交際後を書き、どうしてヒロインが惚れたのかとか主人公の明かされなかったトラウマ?に触れるようだけど、ここから一波乱あるのだろうか。

よく考えるとイベントとか行った事ないし、店でもマンガしかほぼ手に取らないから知らないだけで同人の小説なんて普通にたくさんあるよなあ。たまたま目についただけかな。店に卸すのはそんなに多くないかもしれない。なろうで自費出版するというのが今まで目にしたことがなかっただけなのかな。誤字脱字が結構あったけど、出版社の校正入らない場合どうなっているのか気になる。カクヨムアルファポリスにも掲載しているっぽいからそっちでは直ってるのかもしれないけど。店頭に入荷していたら買うかもしれないけど、あらためて読むことあるのだろうか。積んでる本多過ぎる。