狼は眠らない

ヤンマガサードで初?のなろう原作は辺境の老騎士。異世界転移じゃなくて普通のファンタジー小説だけど、割と人気のよう。個人的にはそんなでもなくて、むしろ気になるのがこっちかなと思い読み始めた。
まだ30話、320/534辺りまでしか読めていないけど、凄く面白い。ヤングエースupでコミカライズしているけど、他の作品と比べると毛色がだいぶ違うのでどう転ぶのか分からず最近まで様子見の部分が大きかった。
一応異世界転移モノだけど、元の世界も魔法ありのファンタジー世界。迷宮を攻略した後に異世界へと通じる穴を見つけ自らの意思で飛び込む。異世界異世界もいくつか見たけど、コミカルな展開なのが多くてあまり読後感は変わらない。だけど、これはそういう要素も少なめで漫画のイメージもあってか硬派な印象。
有力な商人の知己を得たり、魔法を常人以上のスピードで習得したりとなろう展開はあるにはあるけど、それを見飽きたと感じさせないのは文章力や構成がよく練られているからだろうか。伏線の回収もよく出来ている。思えばダンジョンを攻略するのが好きなのかもしれない。異世界迷宮でハーレムをやマヌケなFPSなんかも初期に読んだけど未だに好きな作品の上位に入る。ダンジョンのゲームが好きってわけじゃないのになあ。
何より2日に1回更新を続けているようなのが凄い。一編ごとの長さは違うだろうけど最長の部類に入るかもしれない。今度コミックス買おう。