ドラゴンボール EVOLUTIONを観てくるハズだった

ことの始まりは先月、『ベンジャミン・バトンの数奇な運命』を観にいったとき、パンフレットを買おうとしたら前売り券を売っているのを発見した。しかもBE@RBRICKのオマケ付。集めてはいないけど、DMCでもBE@RBRICK付の前売り券を買ったので、なんとなく欲しくなった。それでもレイトショーだったので、そのときには前売り券の販売は終了(パンフは買える)していたので帰宅。次に『チェンジリング』を観たときにまだ売っていたので勢いで買ってしまった。
ドラゴンボール育ちなので、もちろん期待はしてなかったので、半ば後悔しつつ、誰かにあげようかとも思うこと一ヶ月。鳥山先生も「別次元」とコメントしたり、大きなポスターに「集英社も驚いた」なんて書かれたりしていて、いよいよ地雷を踏みに行くのが憂鬱になっていたところに「実は三部作」という怪情報が入ってきて心底後悔。マトリックスパイレーツ・オブ・カリビアンみたいに後から続編制作決定!ならともかく、ハリポタ、ロード・オブ・ザ・リングみたいに最初から○部作って続く作品は、ガッカリな内容だった場合でも途中で止めるのも気持ち悪いので観ないようにしてきたのに、まさかの三部作に怖さマックス。しかも、世界最速公開のために金曜公開だったのに、韓国が木曜ということで抜かれていてさらにテンションダウン。
それでも先週になって水曜・木曜に先行レイトショー公開するという情報を得て「何がなんでも世界最速公開したいのか」と制作側の意地を見た気がして、ついに観に行く決心をした。蛇足だけど、先行公開や金曜公開でもまとめて公開週の土日の観客としてカウントしてランキングを出すと聞いたけど、今回は水〜日の5日間分でどこまで伸びるのか少し気になる。
昨日、火曜日に上映時間を調べるために東宝のサイトを見てみたら、有楽町の日劇で舞台挨拶があるらしいことが判明。残席を見てみると……△。もしかしていける??吹き替え版で平野綾を堪能しようと思っていたら、ほとんどの劇場では先行上映は字幕だったので、やる気がなくなっていたし、キャストに興味はほとんどないんだけど、「チョウ・ユンファを観てきた」と他人に言ってみたいという無意味な願望が沸いて出てきたので、夕方劇場へ出向くことに。前売り券と引き換えるにはネットからじゃダメだったので、めんどくさかったけど行ってきた。前列は埋まっていたものの、まだ余裕があったようで、普通にチケットを入手できた。

帰宅し、今日、日劇へ向かう前に確認したところ、まだ残席△のまま。六本木のトム・クルーズは完売なのに!!
電車が遅れ気味だったので、間に合うか不安になりつつカバンの中を見てみると……チケットがない。
思いっきり家に置いてきた事に気付いた。心底落ち込んだ反面、なぜか救われた気持ちになったり…。そこから一回帰ると確実に1時間はロスするので上映前の舞台挨拶はおろか本編にも割り込む。残席がまだある可能性も高かったと思うけど、そのために1,800円を払う気になれず、途中下車をして『26世紀青年』と『ひゃくはち』『デクスター』をレンタルして帰ってきた。
結局、電車賃だけでも1,000円以上かかっているしなあ。

実は先月も上映一時間前にチケットを買ってなくすという大ポカを犯してしまったんだけど、座席を覚えていたし、売り場の方もこちらを覚えていてくれたのでなんとか通してくれたことがあったり。