ガッシュ終わった。最終章となるクリア編自体冒頭から、いや、もっと言えば作者がケガをされてしばらく休載していて、その間にアニメも終わって(これは既定路線だったのだろうけど)、植木ほど待たされることはなかったものの、その再開時からおもしろいとは言いがたくなっていた。最初は休載の影響かと思ったけれど、待ちくたびれて飽きたということではなく、あの燃えるような勢いがなくなっていた。D.Gray-manのように絵柄が変わったわけでもないので、違和感を覚えつつせっかくのゼオン編が最後に萎んでしまった印象で終わった。
その中で微妙に伏線張ってきた残りの竜の子が出てきて少し期待したのに、クリアが出てきて台無し。キャンチョメが魔界に帰る話はよかったけど、ティオとウマゴンが最終戦だからもういらないので見所をちょっと作って退場、のような扱いで残念すぎ。修行したとは言え急に新技を何個も持っていてご都合主義極まりない。と思ったら数週前から魔界の子どもが魔界から協力しだして激萎え。最終決戦なのでこういう展開もありなのかなあと思ったら、まだフラゴもいるじゃない!100人の魔物から王を決める戦いなのに、クリアは一応倒したとしてもまだ二人いるのにガッシュにだけ一方的にみんな協力し出してもなあ…。元気玉じゃないんだから…。しかも、今回の戦いに正式参加した100人以外の千年前の魔物も協力していてますます設定が理解できない。最強の術という設定らしい“シン”技連発でなんでもアリの展開にガッカリ。
最後にフラゴと一応戦って王を決めて終わるのだろうけど、それにしてもこの終わり方はなあ…。