異世界黙示録マイノグーラ~破滅の文明で始める世界征服~

コミカライズで敵である聖騎士と遭遇し、敵対することになるが、なんだかんだで生きて帰すのかなと思っていたら普通に串刺しにしてしまったのが衝撃で読み始めた。
オンラインゲームのトッププレイヤーがNPCの従者とともに別世界に転移、そこで国を興す。オバロや魔王様リトライとか要素自体は目新しくない。シミュレーションゲームの理をもって動く中でRPGから召喚された軍勢と戦うことで物語が大きく動き出す。ゲーム自体の設定の緻密さ、スケールの大きさから圧倒するが、RPGRPGの理の中で強制イベントを発動させ、第二の従者英雄イスラが散る。ここはなかなかの衝撃。主人公は本気で怒り、難易度が高いルートを達成することでイスラを復活させるため世界征服を目指すことに。平穏と言っていた中での方針転換の動機付けとしては十分なんだけど、本気出したら誰も勝てないみたいなフリがなされていたのでシミュレーションゲームのように一足飛びに強くなることはないのだろうから枷を設けることでcheat!cheat!cheat!とはならないのかもしれないけど、先が見えてしまったのが少し残念。65話まで読んだ。