貴族から庶民になったので、婚約を解消されました!

コミックウォーカーでやたら画力が高い絵が目につき読んでみる。妖精の悪戯で貴族と庶民の赤ん坊が入れ替えられてしまう。貴族の親から容姿も異なり一族の魔法が使えず若干虐げられてきた子が別の妖精によって真実と、あと一年で悪戯をした妖精が家族に取り違えを告げにくるを知らされる。一人では何も出来ないままでは即詰んでしまうことは明白なので、料理や家事に使える魔法を学んで備える。家族にも早く真実を告げようとするが怖くて躊躇ってしまい結局妖精によって知らされてしまい、そのまま家を追い出されることに。
ここら辺までコミカライズで読んだ。黙っていたことで一年間は庶民として不遇の時を過ごした、本当は貴族の子のことを思うとヒロインのしたことは確かに酷いとも言える。割とハード展開で続きが気になり一気読み。完結した後で番外編はじめてそのまま放置らしい。そんなに長くない。
本当の家族ともギクシャクしていて、どうなるのかなと思っていたけど、ぶっちゃけ大したことは起きなかった。料理を教わった元メイドと店を開いてメイドの幼なじみが間接的に起こした事件を解決するのを見守っただけで、貴族のときに婚約していた男が度々アプローチしてきて最後にプロポーズされて終わり。実は優しかった兄の真意や、本当の家族の家に連れていかれたときに持たされた蓋をしたまま開けることのなかった三つの箱、意味ありげに出てきたものの炊き出しのときにしか絡むことのなかった商人など伏線っぽいところを全部放置。貴族に戻った娘の行動の真意も最後の最後でチョロッと書かれただけ。なんか色々と残念。元メイドの国の料理としてクレープやらうどんやら米が出てきたけど、知られていないものを安定して入荷出来る謎の商人とか設定が適当なところも目立つ。あんなの人気になったら真似されて終わりじゃないかと思うんだけど。
ロックが貴族に監視されていたけど、宿が流行り病の感染者の巣窟になっているから監視者が近づけないってのも、ワクチン持っていてその年の型に免疫持てばその年はもう感染しないんだから監視者にワクチン投与しておけば宿に近づけたのに…。マスクだとか菌だとか衛生概念とかを半端に導入するのは転生モノ以外だとリスキーだなあ。
コミカライズがNHKにようこそ!大岩ケンヂだということには驚いた。めちゃくちゃ画力上がってないか。レーベルもだし実は女性だったのかとも思ったけどwikiには男性と書かれている。NHKはもう20年も前の作品だから記憶も朧げだけど、この変化にはびっくり。懐かしさもあって単行本買おうか迷ってきた。