浦沢直樹の名作。というかまともにおもしろいまま終わったのってこれとパイナップルアーミーくらいだと思っている。スピリッツのはYAWARA!からして中盤以降は脱落。今のビリーバットは最初からついていけないけど、PLUTOまでは出だしが最高に面白いのばかりなのに途中からのグダグダがひどい。
このキートンは10年ちょっと前のアニメ化の際にちょうどコンビニ本が出だして単行本とは収録順が違ったけど、一応全巻揃えている。古本で集めたので状態は良くないけど、単行本で買い直そうにも直後に原作者？と著作権やら病気やらで揉めているということで長らく絶版になっていたので売れるに売れず。
それがついにクリアになったのか、完全版として発売の運びに。
ただ、高いなあ。1300円12巻って約500円18巻の倍くらいするよなあ。カラーもそう多いわけでもないし、カラーで読みたいわけでもないので、判型が大きめで紙の質がいいってのにそこまで価値を見出せるか。まあスラダンとドラゴンボールぐらいしかカラーページ多くて満足いっている完全版ってないんだけど。モンスターの完全版を手にとってみたけど、分厚いだけで読みにくそう…。まあアニメ化時にワイド版が出たみたいだけど、コスパでは800円9巻と圧倒的。でも小学館のワイド版は分厚いだけで所有欲がそそられない。図書館にある新聞の縮刷版みたいなただ本棚に陳列しているだけになる。ということで文庫版が一番よかったけど、小学館はあまり文庫版って見かけないなあ。
