ER15

終わった。というかこの2シーズン録画だけして観ていないんだけど。もしかしたら3シーズンかも。アーノルド坊や、アルフやフルハウスなどの教育のコメディぐらいしか観たことがなかった中でたぶん初めて観たシリアスなドラマ(Xファイルとどっちが先だったかな)。ERなんて言葉も知らなかったし、シーズン4での西海岸と東海岸での2回生放送とか今振り返っても大変珍しいことをやっていて、これがアメリカかーと衝撃を受けた。雑誌やらを読んでいく中で当時は完全に映画>>テレビという扱いだったのが、だんだんとクオリティの高い高予算のドラマが増えてくる中でかなりのクラス俳優たちがドラマに進出してきても落ち目なんて思うこともなくなった(アメリカでどう捉えられているか知らないけど、当初は無名だった俳優がシーズンの合間に映画に主演していたりでドラマの評価は高まったハズ)。だけど、ERの始まった90年代はまだそうではなく、人気を得た俳優女優が挙って降板し映画に行った(らしい)。でも結局今も見るのはジョージ・クルーニーぐらいだもんなあ。というかクルーニーがトップクラスに上り詰めたのが異常なのか?監督とかプロデュースに回る俳優も多いらしいけど、グリーンやベントンは何やっているのかな。
主役級が次々と去る中で残ったのがドクターカーター。研修医から始まり、途中で科を移ってまた最初からやり直しになったけど、カウンティ総合病院に残り続けながらも徐々に地位も上がっていき、一人前どころか指導する立場に回ったり。途中でついに降板したけれど、毎シーズンゲストで複数回登場してなんだかんだでERといえばやっぱりカーターだった。
レギュラーの降板も単に辞職する以外にも病死、事故死、他殺等々、西部警察ばりにバリエーション豊富で特にシーズンフィナーレはクリフハンガーとしての引きが凄かった。だけど、一番衝撃的だったのはロケット・ロマノかなあ。ヘリが堕ちてくるの。その前にも片腕切断とかあったので何をやっても退場にはならないのかと思っていた矢先だった。もう少し普通に去ってもよかったのに…。最初はかなり嫌な役柄で登場したけど、だんだんと人間味を出してきていたんだけど、逆にそれが飽きられる場合もあったのかな。
S14からはBDに焼いていたんだけど、最終回は2話分らしくてギリギリ今焼いている続きに収まる、と思ったら最終回直前に45分の特番を放送…。しかもキャスト出演もあるらしくて見逃せない。もったいないけど、別のディスクで焼くかなあ。こないだ終わったアグリー・ベティも最終話だけ別のディスクに焼くことになってもったいないことになってる。というかアニメでそういうの多すぎ…こないだも屍鬼が1話だけ入らなかったり、去年はけいおん!!(これは3期があれば…)、ハガレンおお振り、君届(これは二期始まったから続きに録画中)、荒川(これも二期でどうにかなった)等々、1話だけ残る残念なのが多い。