グレイズ・アナトミー16 #16 親愛なる君へ

アレックス降板回。最近謎に消えていたアレックス・カレフから手紙が届く。お別れの手紙。病院を、シアトルを去る。
病気、事故、解雇、栄達、色んな理由で去り行く人間がいたが、女。イジー・スティーブンス。結婚までいったのによく分からない感じで去り消息不明になった忘れられない女性。捨てられたアレックスが今度は嫁を捨てる。忘れられない相手がいるということもあるのだろうけど、降板の設定としてイジーを持ち出すのか…。
アレックスが、逮捕されたメレディスの審問会の際にイジーへ連絡をとってみると昔冷凍保存していた受精卵を使って男女の双子がいた。アレックスの子供。自分が両親揃わない環境で育ち、同じことをしたくないという理由でジョーと別れることに。これくらいしないとジョーを残して、かつジョーに次の恋愛をさせるような展開に持っていくことが出来ないのかもしれないが、賛否分かれるよなあ…。もはやジョーとアレックスの方がイジー降板までより長いような気もするし、イジーは映画に行きたくてだったか自分から降板したような気がするし、結局SUITSでドラマに戻ってきたしでいいイメージがない。今回は割と円満な降板なようだから、これを理由に持ってきてほしくなかった気持ちはある。衝撃的だし、サプライズな設定を喜ぶ層もいそうだけど。
ヤンから相方を引き継がされて、正直どうなんだろうという役回りも多かった。よそのクリニックに回されたり、今シーズンも別の病院に移ったり。それでもシーズン1からの同期は別格で、妹や義妹や新彼が出てこようとも存在は大きい。
リチャードだって浮気して子供作ってるし、オーウェンだって他のキャラクターもあっちいったりこっちいったりな感じも多いから全否定なんて出来ないし、したくもないけど煮え切らないものがあるのは確か。

最後にメレディスのこの台詞で終わった
『別れを告げるいい方法はない。』
まあそうだよねぇ…。ジョーを残すならどうやってもきれいにはいかない。ジョー、オーウェン、テディはさらに3年更新したようだし、ストーリーは続いていく。