ラブ☆コン #24

最終回。あまりの展開にヒいた。入試前日に家族全員インフルエンザにかかったので、家にいられない。そこまではあるだろう。だからと言って友達がつかまらないからと彼女の家に行くか?しかも家族と初対面。普通、ホテルに泊まらないか?入試シーズンとは言え、探せば宿も見つかるんじゃないだろうか。その上、寝過ごすなんて…。ヒロインの家族が予め時間訊いておくんじゃないだろうか。訊いていなくても8時まで寝ていたらいくらなんでも見に行くだろう。そもそも朝起きて弟の部屋に娘がいなかったら心配にならないの?大雪を自転車で二人乗りするのも無謀。絶対転ぶ。雪国でも新聞や郵便の配達員ぐらいしか乗らないのに。
受験期(おそらく2月)になっても進路調査票出していないのもおかしくないのだろうか。家族も気にしないのかな。試験の開始時間も気にしないぐらいだから、よっぽど大らかなのか。先週から伏線めいたものを張っていたモデルになるのかと思ったときはドン引き。雑誌の読者層的にはこういうのもいいのかと自分に必死に言い聞かせてきたけど、ちょっとだけ違う目標を見つけたようで。それは良いとしても、そこから具体的にどうしようああしようという動きがないのはなあ。詰め込みきれなかったのだろうか。原作読んでいないけど、そこら辺もしっかり描かれていると信じている。
卒業式に二人揃って遅刻もいいとしよう。でも卒業生代表の生徒が貧血で出られなくなったからと言って、二人にやらせるかあ?カップルがいきなり壇上に立っておちゃらけるなんて、友達ならともかく、二人を知らない人間からしたら、ひどい迷惑でしかないような。しかも感動的なことを喋って泣かせるわけでもなく、バンザイで締めようとするなんて今までにない終わり方。
聖子が女装をしていても特段大きな問題にもならず、そのまま通えているという点では素晴らしい高校なのかもしれないけど、卒業式がアレでは、父兄からも苦情が来るのでは。せっかく書いた文章を破かれてしまった貧血の生徒もかわいそう。
ハチクロNANAホスト部、のだめ、僕等がいた等々、めぼしい少女マンガはほとんど映像化されてしまって、この作品も実写映画化されたヒット作品だと思って原作読んでいないので、放送を楽しみにしていたのにすっかり裏切られた感が。舞台が大阪+TBS系列で放送ってことで世界陸上が話しに出てきたのは許容できてもこれはないなあ。対象年齢層にいないとしても、おもしろいとは言い難かった。ドロドロとした展開がなかったので、時間帯を鑑みればライトな展開は小中学生辺りにはウケるのかな。とかく昼メロかってぐらいに重い展開になることが多い(と思う)最近のマンガとは違うのが逆に違和感を感じてしまうのかな。最終巻が出ていたのでいつかじっくりと原作を読んでみよう。