アンフォゲッタブル4

打ち切りからの復活を遂げたがついに最終回。ラストエピソードらしく記憶力がウリのキャリー・ウェルズが催眠で偽の記憶を植え付けられていたという面白そうな話
ただし、予算がないのか脚本の練りが甘いのか簡単に展開が読めてしまった。主人公が暗殺の実行犯にってのは相当面白くなるのに相棒のアル・バーンズがあっさりと見つけてしまった。
催眠をかけた犯人は捕まってないが、アルが告白していい雰囲気でドラマが終わるのかと思いきや、アルが心臓を撃たれ終わる衝撃の展開。これは読めなかった!クリフハンガーとしてはいいんだけど、ここで打ち切りだと分かって観てるとクリミナル・マインド レッドセル級の打ち切りエンドとなった。
キャリーのキャラクターばかり立ちすぎて周りがサポート役にしかなれなかったのが敗因の一つかな。最終回以外毎回冒頭でキャリーの記憶力を見せつけるくだりもしつこかったけど、あれは新規視聴者向けの必要なお約束だったのかなあ。そこで語った日付やエピソードが事件解決の糸口になるならまだ良かったんだけど
シーズン1でキャリーの姉妹の件が解決してしまったので、2以降の軸がなくなったのも大きい。やはり犯罪捜査モノには大きな敵が必要だと今回も思わされた