Zネーション

ゾンビものはお腹いっぱいだったんだけど、100とかと比べたら面白いかもと思って借りてきた。
やっぱりゾンビもののドラマで先行するウォーキング・デッドとの差別化がポイントだけど、こちらは当初よりマーフィを送り届ける目的が明示されているのが好感持てる。WDのユージンのようにエセである心配もない。むしろZネーションと被るからユージンの役割が変わったのかと思うくらい。
当初、中心人物かと思われたハモンド中尉に続き、ガーネットまで死ぬとは思わなかった。そもそも前の話でウォレンの夫の話をしていたのにいきなりガーネットとウォレンが付き合ってると言い出して急だなと驚いたら死んじゃうんだもんなあ。次のエピソードでウォレンが立ち直るときが西部劇風で面白かった。安全な立ち位置にいるサイモンで笑わせるようなエピソードをはさんだり、緩急を織り交ぜている。そこに突然ユーリなるロシア人がISSよりやってきたという突飛な話しをぶち込んできたけど、三年以上宇宙にいてあんなに動けるわけがない。なんて思っていたら幻覚だとアッサリとネタバレ。
あとゾンビものとして異なるところを挙げるなら、感染のルート。通常は噛まれるなり、体液が身体に入ることで感染していたのにZネーションでは死んだらゾンビになる。銃弾で死のうが転んで死のうがもれなくゾンビ。これはだいぶ分が悪い。立て籠もっても中からゾンビが現れる。