さんかく
ちょっと前に観てきた。ここに書いていないけど、『ハング・オーバー』『カケラ』『ポケモン』『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』とかいろいろ観ている。
『純喫茶磯辺』の監督作品らしいけど、宮迫に興味がわかなかったのでスルーしていた。この映画を初めて知ったのはブランチで。田畑智子かわいいなあと、相手役が高岡かーというさして興味もわかない感じだった。でも以前カヨちゃんを観た際に前売り券が売っていたのでなんとなく買ってしまった。
そうしているうちに妹役のAKB卒業がニュースになったりで、まだ観ていない作品が引退作かと勝手に決めつけて複雑な気持ちになったり。
自分の顔を一面にプリントしちゃうヤンキー仕様の車に乗る、周りから慕われることのないウザめの男と、友だちのいない女のもとに夏休みを利用して妹が尋ねてくる話。
妹の上京の理由は憧れの先輩に会うためだったけれど、二日目にしてフラれることとなり、目的を見失ったところに姉の彼氏になんとなく惹かれてしまう15歳の危うさ。男も昔の知り合いによく似たのがいてそいつを重ねながら複雑な気持ちになりながらも、姉妹と両腕を組むといううらやましさに憤慨したり。あの年頃じゃないとそんな風にはなるまいという絶妙な設定に感心。
そんな中、今となっては妹役の名前も思い出せないのだけど、前田亜季にすごい似ていることに気付く。『銀色の雨』で僕らの前田亜季はもういないと思ったけれど、ここにいた。即行で海外留学しちゃったけど。
このまま8月いっぱいまでいるのかと思ったら、早いうちに帰ってしまうので、あっけにとられていたら、まさかの展開に驚き。ストーカーとかどこをどう間違ったらこんな展開になるのかとくらくらしながらも、田畑智子かわいいとばかり気になる。妹の中高生らしさもかなりリアルに表現できていたと思う。ときにはこんなのに振り回されていたのかー。
男のバカさにムカつきと嫉妬を覚えながらも非常に楽しめた。ブルーレイ欲しいかも。WOWOWでやってくれるよなあ