機神大戦ギガンティック・フォーミュラ

ようやく終わった。切りどころをミスって最後まで付き合うことになってしまった作品。まずキャラデザが苦手だった。黒目が大きいのが気になるのかな。
それでも主人公の日本(ぽい国)が中国(ぽい国)を倒して、ロシア(ぽい国)と闘った辺りから酷くなってきた。なんだか知らないけど、日本(ぽ(ryはパイロットの戦闘の様子だけではなく、そのパイロットたちが闘うに至る経緯やトランスレータとの関係が心理描写も含めて事細かにスパイできるように。まあ他の国のキャラクターを掘り下げるにはこういうのもアリかなと思ったら、延々と1クール近く全ての国に対して覗き見(『精神感応』とかいうらしい)する始末。その間、ロシアとちょっと闘うだけで日本は延々と盗聴行為。主人公が闘わないロボットアニメって。その上、精神感応の反動でダメージ受けてるの。もう呆れたとしか言いようがない。戦闘において相手の情報を多く入手する必要というのも分かるけど、ずっとそれを見せられても全く面白くない。
何度か戦闘の仕切り直しを強いられてきたロシアとも結局は精神攻撃を受けてそれに打ち勝ったらなんでか相手も倒していたような…。派手な戦闘アクションはなくて、ちっとも面白くなかった。あとロシアとアメリカの国民が自国の言葉を話すので字幕の視聴を強いられるのも苦痛だった。そのくせ、時々盛り上がると日本語(吹替え)に変わるので観ていてフラストレーションが溜まる溜まる。そういうこだわりはいらないです。
倒した相手のロボットの能力を取り込めたりするのもウリだと思っていたけど、最終決戦で役立っていたのも主にロシアのアルゴスの百目(?)だし。主人公たちはなんなの?
どうせなら、DVD化が未定になっちゃうキスダムをネタにして観ていた方がよっぽどマシだったなー。